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トヨタ クラウン(10代目/S150) ホイール・タイヤサイズ表|純正〜インチアップ〜ツライチ

トヨタ クラウン_10代目_S150_1995-2001 (10代目/S150 (1995-2001))のタイヤ・ホイール適合情報。PCD 5×114.3。純正205/65R15。インチアップ・ダウンサイズの適合表と注意点を完全網羅。

※この記事にはプロモーションが含まれています

ツライチの、あのギリギリ感がたまらないんだよなぁ。わかるでしょ?

車検対応のおとなしいセッティングから、爪折り・引っ張り前提の攻めたサイズまで、全部データベースに入れてあるよ。【トヨタ クラウン_10代目_S150_1995-2001 (10代目/S150 (1995-2001))】(PCD 5×114.3)でどこまでいけるか、ガレージでコーヒーでも飲みながらゆっくり見ていってよ。

PCD5×114.3
HUB BORE60.1mm
BOLT/NUTM12x1.5
LOAD INDEX85
TPMSTPMS非搭載
TORQUEメーカー指定値を確認

FACTORY SPECIFICATION (純正スペック)

FRONT 205/65R15 Wheel: 15×6.5J +50
REAR 205/65R15 Wheel: 15×6.5J +50
目次

01 // 適合サイズ・マッチング表

純正外径を基準とし、サスペンションやフェンダー干渉リスクを最小限に抑えたマッチングリスト。LI(ロードインデックス)不足はバーストに直結するため厳守すること。

Inch Wheel Spec
(PCD/Hub)
Tire Size Action
14
14インチ 5.5J〜7.0J
✓ 車検対応
195/75R14
誤差: +0.6mm
タイヤ Amazon 楽天
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14
14インチ 7.0J〜8.5J
✓ 車検対応
225/65R14
誤差: +0.6mm
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15
15インチ 6.0J〜7.5J
✓ 車検対応
205/65R15
誤差: ±0.0mm
タイヤ Amazon 楽天
ホイール Amazon 楽天
15
15インチ 8.0J〜9.5J
✓ 車検対応
245/55R15
誤差: +3.0mm
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16
16インチ 5.0J〜6.5J
✓ 車検対応
185/65R16
誤差: -0.6mm
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ホイール Amazon 楽天
16
16インチ 8.0J〜9.5J
✓ 車検対応
245/50R16
誤差: +3.9mm
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17
17インチ 6.5J〜8.0J
✓ 車検対応
215/50R17
誤差: -0.7mm
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ホイール Amazon 楽天
17
17インチ 5.5J〜7.0J
✓ 車検対応
195/55R17
誤差: -1.2mm
タイヤ Amazon 楽天
ホイール Amazon 楽天

※全 12 パターンの安全適合サイズを表示しています

カテゴリ WHEEL TIRE ACTION
🟢 安心・車検適合
純正同等外径で、ディーラー入庫可能な安全なインセット。
14インチ 5.5J〜7.0J 195/75R14 Amazon 楽天
❄️ 冬期・インチダウン
純正より1インチダウン。コストを抑えつつウインター性能を確保。
14インチ 205/70R14 Amazon 楽天
🔥 攻めのツライチ
フェンダー削り無しでギリギリのインセット。ツライチを狙う実践的サイズ。
17インチ 6.5J〜8.0J 215/50R17 Amazon 楽天
⚠️ 限界突破・ショーカー
アーム交換やキャンバー角必須の限界突破サイズ。ショーカー向け。
17インチ 5.5J〜7.0J 195/55R17 Amazon 楽天

※年式・グレード・キャリパー等により干渉・はみ出しのリスクがあります。必ず車上確認を。

02 // 失敗事例・要注意ポイント

ネットの不確かな情報を鵜呑みにし、スペック違いのホイールを強引に装着したオーナーたちの悲惨な末路。

PCD違いによるホイール取り付け不可と安易な変換スペーサーの危険性
S150系クラウンはPCDが5×114.3mmであり、一見すると一般的な国産車と共通に見えますが、実はこの世代のクラウンでは同年代のセダンでもPCD100mmなども存在するため、年式やグレードをしっかりと確認せずに購入すると痛い目に遭います。特にインターネットオークションなどで安価な中古ホイールに飛びつくと、PCDが合わないだけでなく、ハブ径やインセットが全く異なるケースが頻発します。実際に、間違ってPCD100mmのホイールを購入してしまい、穴が合わず物理的に装着できないという初歩的なミスを犯すオーナーは少なくありません。さらに、この状況を打開しようとPCD変換スペーサーを安易に選択するのも非常に危険です。変換スペーサーはPCDを変換するだけでなく、必ずホイールが外側に出るため、フェンダーからはみ出すリスクが高まり、車検に通らなくなるだけでなく、ステアリングを切った際にインナーフェンダーやサスペンションアームとの干渉を引き起こしやすくなります。加えて、変換スペーサーはハブとホイールの間に余計な介在物を挟むため、ハブボルトの噛み合いが浅くなり破断のリスクが増大します。特にハブセンターが正確に合っていないスペーサーでは、走行中にホイールバランスが崩れ、激しい振動や最悪の場合、ホイールの脱落に繋がりかねません。車両のキャンバー角やトー角にも微細な影響を与える可能性があり、直進安定性にも悪影響を及ぼすことがあります。
ESTIMATED LOSS 15万円の出費 誤購入ホイール代+変換スペーサー代+正しいホイールの再購入費用
💡 教訓・対策
S150系クラウンのPCDが5×114.3mmであることを絶対条件として確認すること。安易な変換スペーサーの使用は強度、安全性、車検適合性の面で非常にリスクが高いため、原則として避けるべきです。万が一、変換スペーサーを検討する場合は、信頼性の高いメーカー製を選び、ハブボルトの延長やハブリング機能が一体化したもの、そして必ずプロショップで取り付けを行い、定期的な増し締めと点検を怠らないことが肝要です。購入前には必ずPCDだけでなく、ハブ径、インセット、穴数まで細かく確認し、できれば専門店で適合診断を受けるのが最も確実です。
ハブ径の不一致による高速走行時の激しい振動と操縦安定性の悪化
S150系クラウンのハブ径は60.1mmと非常にタイトな設計です。社外ホイールの多くは汎用性を高めるため、より大きなハブ径(例:73mm、67mmなど)で作られています。このハブ径の不一致を軽視し、ハブリングを装着せずに社外ホイールを取り付けた場合、ホイールはハブのセンターに正確に位置決めされず、ボルトの締め付けだけで固定されることになります。走行中、特に高速道路で80km/hを超えたあたりからステアリングホイールに微振動が現れ始め、速度が上がるにつれてその振動は激しいブレへと変化します。これは、ホイールが正確な中心からわずかにズレた状態で回転することで発生する、ハブとホイールの間の「ガタつき」が原因です。このハブのガタつきは、単に乗り心地を悪化させるだけでなく、走行中の操縦安定性を著しく損ない、最悪の場合、ハブベアリングへの過度な負荷やホイールナットの緩みを誘発し、事故に繋がる危険性も孕んでいます。路面の凹凸を拾った際にステアリングが左右に取られるような感覚も生じ、非常に危険な状態に陥ることがあります。
ESTIMATED LOSS 8万円の出費 ホイール脱着工賃+ハブリング代+再バランス調整費用+足回り点検費用
💡 教訓・対策
S150系クラウンに社外ホイールを装着する際は、必ずハブ径60.1mmに適合するハブリングを装着すること。ハブリングはホイールと車両のハブを密着させ、ホイールを確実にセンターに位置決めするための重要なパーツです。材質は樹脂製と金属製がありますが、長期的な耐久性や熱による変形を考慮すると、アルミ製などの金属製が推奨されます。また、ハブリングを装着してもガタつきがないか、専門店で丁寧に確認してもらうことが重要です。ハブリングを装着したからといって過信せず、定期的にホイールナットの緩みがないか点検し、異常な振動を感じたらすぐにプロに相談しましょう。
FR駆動を考慮しない安価なスタッドレスタイヤ選択による雪道での制御不能と事故
S150系クラウンはFR(後輪駆動)のため、雪道や凍結路面でのタイヤ選びは命に関わります。かつて「FRは雪に弱い」と言われた時代もありましたが、現代の高性能スタッドレスタイヤはFR車でも十分な性能を発揮します。しかし、この特性を理解せず、コストだけを追求して安価なアジアンスタッドレスタイヤを装着した結果、痛ましい事故に繋がるケースが後を絶ちません。例えば、雪が積もった幹線道路でのカーブ進入時に、アクセルを少し踏み込んだだけでリアタイヤがグリップを失い、予測不能なテールスライドが発生。カウンターを当てる間もなくガードレールに衝突、といった事態に陥ることがあります。凍結路面では、停止距離がFF車や4WD車と比べて大幅に伸び、前方の車に追突してしまう危険性も高まります。安価なスタッドレスタイヤは、低温下でのゴムの柔軟性、サイプの密度と形状、トレッドパターンの排水・排雪性能、そしてS150クラウンの車重(約1.5トン)を支えるロードインデックス値が不足していることが多く、特に冬場の高速道路や山間部での走行は非常に危険です。低速域での発進時ですらスリップしやすく、坂道発進では全く進めなくなることも珍しくありません。
ESTIMATED LOSS 50万円以上の出費 安価なスタッドレスタイヤ代+車両修理費用+保険料アップ+精神的損害
💡 教訓・対策
FR駆動のS150系クラウンには、FR車専用設計またはFR車での高い評価を得ている信頼できるメーカーの高性能スタッドレスタイヤを選ぶことが絶対条件です。ブリヂストン「BLIZZAK」、ヨコハマ「iceGUARD」、ミシュラン「X-ICE」など、実績のあるブランドの最新モデルを推奨します。タイヤのサイズは、純正205/65R15に対し、ロードインデックスが同等かそれ以上であることを確認し、扁平率や幅を変える場合でも適正なロードインデックスを維持することが重要です。また、積雪地域での使用を考慮し、VDC(車両挙動安定制御システム)など安全装備の有無に関わらず、スタッドレスタイヤの性能に頼り切らず、安全運転を徹底することが何よりも大切です。専門店でFR車への適合性を相談し、最適な選択をしましょう。

03 // 命を守る必須ツール

ホイール交換をDIYで行う場合、以下の工具を揃えないと命に関わります。

トルクレンチセット

ボルトの締め過ぎ、緩みを防ぎます。ホイール脱落事故を防ぐ最重要ツール。

ローダウンジャッキ

車載パンタジャッキは非常に危険。安全に確実な作業をするための2.5t以上の油圧ジャッキ。

専用ハブリング 60.1mm

社外ホイール装着時の『高速ハンドルのブレ』を完全に防止。ハブ径 60.1 対応品。

専用ラグナット/ボルト (M12x1.5)

社外ホイール装着時は純正ナットが合わない場合があります。必ずこの車種対応品を使用してください。

04 // ガレージトーク (FAQ)

ケンタ
ゲンさん、お疲れ様です!僕のS150クラウン、そろそろ冬支度を考えてるんですけど、ホイールとかタイヤ選びで注意することってありますか?特にツライチとか雪道での安定性が気になってて…
ゲンさん
おう、健太か!S150クラウンな、渋い選択だぜ。あの年代のクラウンは足回りも結構煮詰まってるから、カスタムのし甲斐がある。まず、ホイールだが、PCDは5×114.3で一般的なんだが、一番大事なのはハブ径の60.1mmだ。ここが肝だからな。多くの社外ホイールはハブ径が大きめに作られてるから、ハブリングは絶対に必要だぞ。これを怠ると、高速走行でハンドルがブルブル震えるなんてことになりかねない。
ケンタ
ハブ径60.1mm、なるほど!ハブリングは必須なんですね。それで、ツライチを狙うにはどうすればいいんですか? フェンダーから少しだけ顔出すくらいがカッコいいかなって思ってるんですけど。
ゲンさん
ツライチな、いいところに目をつけたな!S150は純正フェンダーのラインが比較的穏やかだから、そこまで無理しなくてもキマる。純正のタイヤサイズが205/65R15だろ? ここからインチアップして17インチや18インチを履かせるなら、例えば225/45R17なんかは定番で、乗り心地とのバランスも良い。インセットで攻めるなら、フロントは+40mm、リアは+38mmあたりが目安になる。ただし、タイヤの銘柄や扁平率、さらには車両個体差でフェンダーの巻き込み部分やアッパーアームとの干渉リスクが出てくるから、ミリ単位での調整が必要だ。
ケンタ
インセット+40mm、+38mm…ミリ単位って奥が深いですね! 僕、以前インターネットで『S150はPCDが特殊だからスペーサーで逃がすしかない』って知恵袋で見たことあるんですけど、どうなんですか?
ゲンさん
ほう、知恵袋か。たしかにS150のPCDは5穴で114.3mmだが、一般的な部類だ。だが、もしPCD変換スペーサーを考えてるなら、それは最終手段だと思え。特にS150のような車重のあるFR車に厚いスペーサーをかませるのは、ハブボルトの噛み合いが浅くなったり、ハブセンターリングの精度が出にくかったりして、走行中の脱落やハブベアリングへの過負荷に繋がる。もし使うとしても、車検対応で最低限の厚み、かつハブボルトとハブリング一体型の高精度なものを選び、定期的な増し締めは絶対に欠かせない。最悪、キャンバー角やトー角にも影響が出て、直進安定性が損なわれることもあるからな。
ケンタ
マジっすか…!そこまで危険だとは知りませんでした。じゃあ、スタッドレスタイヤはどうなんですか? 雪道でちょっとくらいドリフトできたらカッコいいかなって…
ゲンさん
コラコラ!健太、雪道でドリフトは危険すぎるぞ! S150はFRだからな、安物のスタッドレス履かせると、リアが簡単にブレイクして制御不能になる。雪道や凍結路面でのFR車は、タイヤのグリップ性能が命だ。ブリヂストンの『BLIZZAK』シリーズか、ヨコハマの『iceGUARD』シリーズあたりを選べ。FR車専用設計ってわけじゃないが、これらのトップブランドはFR車でも安定したグリップを発揮する。特にS150の車重を支える『ロードインデックス』も確認しろよ。純正205/65R15で95Hだから、同等かそれ以上を選ぶのが鉄則だ。
ケンタ
なるほど!命に関わることだからケチっちゃダメですね。グリップ性能重視で信頼できるメーカーのものを選びます! ところで、あんまり太いタイヤ履かせると燃費悪くなったり、乗り心地が悪くなったりしません?
ゲンさん
その通り!いい質問だ。S150は確かに車重があるから、太すぎるタイヤは転がり抵抗が増えて燃費が悪化するし、ロードノイズも大きくなる傾向にある。それに、扁平率を下げすぎると、路面の凹凸をダイレクトに拾って乗り心地も悪くなる。純正の乗り味を損なわずにインチアップするなら、17インチで225/45R17あたりが限界だろうな。18インチにするなら225/40R18だが、このあたりから乗り心地はかなりシビアになる。フェンダーとのクリアランスやステアリングを切った際のインナー干渉も注意が必要だ。年式が古い車だと、足回りのブッシュ類がヘタってきて、タイヤとフェンダーのクリアランスが新車時より狭くなってることもあるから、その辺りの点検も必要になってくるぞ。
ケンタ
ブッシュの劣化まで考慮するんですね…!そこまで細かく見てくれるショップはなかなかないですよ。静粛性もクラウンの魅力だから、ロードノイズは抑えたいところです。
ゲンさん
そうだろ? クラウンは本来、静かで快適な車だからな。ロードノイズを抑えるなら、タイヤのトレッドパターンも重要だ。静粛性を謳うコンフォート系のタイヤを選ぶのも手だ。そして、もう一つ大事なのがホイールの重量だ。S150の足回りは純正でも十分重いから、軽量ホイールを選ぶことでバネ下重量が減り、乗り心地の改善や燃費向上にも繋がる。鍛造ホイールなんかは効果が大きいが、予算と相談だな。
ケンタ
軽量ホイールですか!そこまで考えたことなかったです。予算は…厳しいですが、長く乗ることを考えたら初期投資は大事ですね。最後に、車検のことも含めて、これだけは守っておけっていうポイントってありますか?
ゲンさん
よし、健太。一番大事なのは『保安基準適合』だ。ツライチを狙うにしても、タイヤやホイールがフェンダーからはみ出すのはNGだ。車検に通らないし、何より警察に停められるリスクもある。車検では、フロントが0度、リアが-10度以下のキャンバー角で、直立状態でフェンダーからタイヤがはみ出さないことが求められる。そして、タイヤの回転方向指定や内外指定、空気圧、ロードインデックスも守ること。メーター誤差も重要で、外径が大幅に変わると速度計が狂ってしまって車検に通らなくなる。これらすべてをクリアするには、やはりプロショップでの相談が一番確実だ。我々のような専門家は、単にカッコいいだけでなく、安全と法律、そしてオーナーのカーライフ全体を考えてアドバイスするからな。
ケンタ
ゲンさん、めちゃくちゃ詳しいアドバイスありがとうございます!インターネットの情報だけじゃ絶対にわからないことばかりで、本当に助かります! ちょっと予算オーバーしそうだけど、安全第一で、最高のS150クラウンに仕上げたいと思います!
ゲンさん
それでこそ健太だ! 車は命を預ける乗り物だからな。安全には金を惜しむな。S150クラウンは、そのスタイルも走りもまだまだ現役で楽しめる名車だ。良いホイールとタイヤを選んで、最高のカーライフを送ってくれ! いつでも相談に乗るからな!
ゲンさん、お疲れ様です!僕のS150クラウン、そろそろ冬支度を考えてるんですけど、ホイールとかタイヤ選びで注意することってありますか?特にツライチとか雪道での安定性が気になってて…
おう、健太か!S150クラウンな、渋い選択だぜ。あの年代のクラウンは足回りも結構煮詰まってるから、カスタムのし甲斐がある。まず、ホイールだが、PCDは5×114.3で一般的なんだが、一番大事なのはハブ径の60.1mmだ。ここが肝だからな。多くの社外ホイールはハブ径が大きめに作られてるから、ハブリングは絶対に必要だぞ。これを怠ると、高速走行でハンドルがブルブル震えるなんてことになりかねない。
Kenta
ハブ径60.1mm、なるほど!ハブリングは必須なんですね。それで、ツライチを狙うにはどうすればいいんですか? フェンダーから少しだけ顔出すくらいがカッコいいかなって思ってるんですけど。
ツライチな、いいところに目をつけたな!S150は純正フェンダーのラインが比較的穏やかだから、そこまで無理しなくてもキマる。純正のタイヤサイズが205/65R15だろ? ここからインチアップして17インチや18インチを履かせるなら、例えば225/45R17なんかは定番で、乗り心地とのバランスも良い。インセットで攻めるなら、フロントは+40mm、リアは+38mmあたりが目安になる。ただし、タイヤの銘柄や扁平率、さらには車両個体差でフェンダーの巻き込み部分やアッパーアームとの干渉リスクが出てくるから、ミリ単位での調整が必要だ。
Kenta
インセット+40mm、+38mm…ミリ単位って奥が深いですね! 僕、以前インターネットで『S150はPCDが特殊だからスペーサーで逃がすしかない』って知恵袋で見たことあるんですけど、どうなんですか?
ほう、知恵袋か。たしかにS150のPCDは5穴で114.3mmだが、一般的な部類だ。だが、もしPCD変換スペーサーを考えてるなら、それは最終手段だと思え。特にS150のような車重のあるFR車に厚いスペーサーをかませるのは、ハブボルトの噛み合いが浅くなったり、ハブセンターリングの精度が出にくかったりして、走行中の脱落やハブベアリングへの過負荷に繋がる。もし使うとしても、車検対応で最低限の厚み、かつハブボルトとハブリング一体型の高精度なものを選び、定期的な増し締めは絶対に欠かせない。最悪、キャンバー角やトー角にも影響が出て、直進安定性が損なわれることもあるからな。
Kenta
マジっすか…!そこまで危険だとは知りませんでした。じゃあ、スタッドレスタイヤはどうなんですか? 雪道でちょっとくらいドリフトできたらカッコいいかなって…
コラコラ!健太、雪道でドリフトは危険すぎるぞ! S150はFRだからな、安物のスタッドレス履かせると、リアが簡単にブレイクして制御不能になる。雪道や凍結路面でのFR車は、タイヤのグリップ性能が命だ。ブリヂストンの『BLIZZAK』シリーズか、ヨコハマの『iceGUARD』シリーズあたりを選べ。FR車専用設計ってわけじゃないが、これらのトップブランドはFR車でも安定したグリップを発揮する。特にS150の車重を支える『ロードインデックス』も確認しろよ。純正205/65R15で95Hだから、同等かそれ以上を選ぶのが鉄則だ。
Kenta
なるほど!命に関わることだからケチっちゃダメですね。グリップ性能重視で信頼できるメーカーのものを選びます! ところで、あんまり太いタイヤ履かせると燃費悪くなったり、乗り心地が悪くなったりしません?
その通り!いい質問だ。S150は確かに車重があるから、太すぎるタイヤは転がり抵抗が増えて燃費が悪化するし、ロードノイズも大きくなる傾向にある。それに、扁平率を下げすぎると、路面の凹凸をダイレクトに拾って乗り心地も悪くなる。純正の乗り味を損なわずにインチアップするなら、17インチで225/45R17あたりが限界だろうな。18インチにするなら225/40R18だが、このあたりから乗り心地はかなりシビアになる。フェンダーとのクリアランスやステアリングを切った際のインナー干渉も注意が必要だ。年式が古い車だと、足回りのブッシュ類がヘタってきて、タイヤとフェンダーのクリアランスが新車時より狭くなってることもあるから、その辺りの点検も必要になってくるぞ。
Kenta
ブッシュの劣化まで考慮するんですね…!そこまで細かく見てくれるショップはなかなかないですよ。静粛性もクラウンの魅力だから、ロードノイズは抑えたいところです。
そうだろ? クラウンは本来、静かで快適な車だからな。ロードノイズを抑えるなら、タイヤのトレッドパターンも重要だ。静粛性を謳うコンフォート系のタイヤを選ぶのも手だ。そして、もう一つ大事なのがホイールの重量だ。S150の足回りは純正でも十分重いから、軽量ホイールを選ぶことでバネ下重量が減り、乗り心地の改善や燃費向上にも繋がる。鍛造ホイールなんかは効果が大きいが、予算と相談だな。
Kenta
軽量ホイールですか!そこまで考えたことなかったです。予算は…厳しいですが、長く乗ることを考えたら初期投資は大事ですね。最後に、車検のことも含めて、これだけは守っておけっていうポイントってありますか?
よし、健太。一番大事なのは『保安基準適合』だ。ツライチを狙うにしても、タイヤやホイールがフェンダーからはみ出すのはNGだ。車検に通らないし、何より警察に停められるリスクもある。車検では、フロントが0度、リアが-10度以下のキャンバー角で、直立状態でフェンダーからタイヤがはみ出さないことが求められる。そして、タイヤの回転方向指定や内外指定、空気圧、ロードインデックスも守ること。メーター誤差も重要で、外径が大幅に変わると速度計が狂ってしまって車検に通らなくなる。これらすべてをクリアするには、やはりプロショップでの相談が一番確実だ。我々のような専門家は、単にカッコいいだけでなく、安全と法律、そしてオーナーのカーライフ全体を考えてアドバイスするからな。
Kenta
ゲンさん、めちゃくちゃ詳しいアドバイスありがとうございます!インターネットの情報だけじゃ絶対にわからないことばかりで、本当に助かります! ちょっと予算オーバーしそうだけど、安全第一で、最高のS150クラウンに仕上げたいと思います!
それでこそ健太だ! 車は命を預ける乗り物だからな。安全には金を惜しむな。S150クラウンは、そのスタイルも走りもまだまだ現役で楽しめる名車だ。良いホイールとタイヤを選んで、最高のカーライフを送ってくれ! いつでも相談に乗るからな!

監修: ゲンさん (元ショップ店員)

元アメ車カスタムショップスタッフ。20年以上のホイールフィッティング経験を持つ。「正しいスペックで、賢く浮かせて、人生を豊かに」がモットー。